前畑陶器社製毛利武彦 1990年陶板「未」画22×26cm 東京都出身武蔵野美術大学名誉教授山本丘人に師事存在の神秘を象徴的に捉える 5907

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★毛利武彦陶板「未」★

商品詳細

■作家・作品詳細

毛利武彦 (もうりたけひこ)
1920年8月25日～2010年4月13日
日本画家。
創画会会員、武蔵野美術大学名誉教授。
山本丘人、川崎小虎に師事。
父は高村光雲門下の彫刻家、毛利教武。

人間や自然に深く入り込んで存在の神秘を象徴的に
捉えようとした作品は、命ある物への深い共感と
東洋山水画がもつ孤高の精神への志向が見て取れます。

略歴
1920年 8月25日、東京市荒川区日暮里生まれ
1935年父の友人である川崎小虎に師事。
1938年東京美術学校日本画科入学、
1942年同校を繰上げ卒業となり徴兵、
1945年台湾の山中で終戦を迎える。
1946年復員、
家族が日本画家森村宜永宅に仮寓していた関係で、
宜永より大和絵の技法を学ぶ。
1948年～慶應義塾高等学校の美術科教諭、～82年まで
1949年敬愛していた山本丘人宅を突然訪ね、以後丘人に師事。
1950年創造美術春季展に「風景」が入選。
創造美術が新制作派協会と合流し新制作協会が設立後、
新制作展日本画部に出品。
1955年第19回展、61年第25回展、62年第26回展で新作家賞、
山本丘人門下の研究・発表会である凡樹画社に参加。
1958年～武蔵野美術大学で教鞭をとる
1964年新制作協会会員。
1974年新制作協会日本画部全員が同協会を退会、創画会を結成。
創画展に出品を続ける。
美術団体の枠を超えて組織された遊星会に参加。

クレーの作風を取り込んだ50年代の風景からビュッフェや
ミノーの影響を受けた骨太な表現を経て、
70年代の馬シリーズや80年代のキリスト教に題材をとった
作品などで自らの絵画世界を構築。
重厚な構成と筆致により精神性を秘めた作風を築いた。

1985年創画会主力メンバーによる地の会の結成に参加。
1989年武蔵野美術大学図書館において作品展を開催。
1991年同大学を定年退職、名誉教授。
同年『毛利武彦画集』を求龍堂より刊行。

2010年 4月13日、逝去。
夏に「毛利武彦の軌跡展」が練馬区立美術館で開催、
2011年一周忌に『幻駿忌毛利武彦随想集』が刊行される。

主な収蔵先
練馬区立美術館、など。

日本美術年鑑平成23年版(433頁)掲載

★作品タイトル「未」

制作：1990年作品
前畑陶器株式会社製

■サイズ・コンディション、その他

サイズ

作品 22cm×26cm
額縁 41cm×46cm

コンディション

飾られた形跡が無くとても綺麗です。

その他

作品面に作家銘、印譜有り
額縁裏側に略歴、前畑陶器印有り
黄袋、かぶせ箱、差し箱有り

見出し掲載欄の「商品の状態」は、作品の評価としますので、額縁の状態は別途コンディションにて参照下さい。
基本的に額縁は無価値とお考え願います。
尚、額縁や作品の主観による評価の双方の差異はご容赦願います。

☆☆真作と模写の表記☆☆

【真作】
真作保証できる作品を真作と表記致します。
作者自身、又は著作権者等で作成した
リトグラフ、木版画などの版画作品も対象です。
【模写】
真贋の判断ができない場合、又は作者不詳の作品は
模写と表記致します。

上記何れにも該当しない場合、真作と模写の表記は致しません。
(複製画、オフセット、ポスターなど)

尚、万が一、真作でない場合は返品、返金を申し受け致します。
その場合、その根拠となる書面を添付頂きます。
存命作家の場合は作家本人より、
物故作家の場合は遺族、所定鑑定人より発行のものと致します。

☆☆額装取付け(シートのみの出品分など)、取替え(現状額縁の交換)☆☆

全ての出品作品に於いてご相談致します。
お気軽にお尋ね下さい。

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